2012年8月8日水曜日

3.呑み切り

ロンドンのオリンピック会場では予想以上に日本人選手の健闘が続いています。そのあおりで睡眠不足になり生活のリズムが狂いそうです。
この猛暑に日本酒の話など聞きたくもないとおっしゃる向きもおありでしょうがちょっとお目を拝借いたします。
もとより日本酒のみならず酒類は時間の経過によって味や香りが変化します、貯蔵することで味と香りを最上なものに整えます、これを熟成と呼んでいます。ワイン、ウィスキーは長く熟成させるので年を重ねるという意味でAgeing エイジングと呼ばれています。
日本酒は一般的に酒造りから1年間で呑まれます、酒蔵ではこの時期、この冬の仕込みでできた原酒の出荷のタイミング、ブレンドの具合を決めるために社長をはじめ責任者がこの冬できたすべての酒をきき酒し評価と判定をするきき酒を 呑み切り とよんでいます。
わが社では7月25日社内で呑み切りを行いました、採点は3点法で 良 可 不可 の順です、
1品づつに評価のコメントが入ります、結構しんどい作業です。
やってみたい ????
夏バテ睡眠不足解消には冷やした 杵の川生酒と冷奴その上焼き茄子でもあれば最高のお膳立て、ほろ酔いでぐっすり休めるというものです。まずはお試しあれ。

 写真は8月4日に長崎県内の6社の蔵元が長崎市の物産振興協会のホールで開催した6社の純米酒のみの蔵元イベントで

今年できた純米酒の呑み切り風景です、女性を主として100名を超す賑いでした、コメントもプロ顔負けのしっかりした評価を頂きました。


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